忍者ブログ
渡る世間は鬼ばかり。いや鬼はいませんよ。ほとんどは 立場の違い、思いの違い。でも生まれも育ちも違うのに 、、、、。いや目的・目標があれば。 しかし不況はチャンスなんだけどなあ。結局世代交代をしなさいとか 体制を変えなさいとか、天からお知らせがあったんだよね。人間は何かないと目覚めない。不思議な事だけど そうなんだよね。 大不況の時に「華道家元」を継承するつもりだ。さあ どうなるか、どうにもならないか、まあ任運だね。と 日々切磋琢磨しています。「今日」が大切。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

以前岡崎市コンサートホールコロネットでコンサート撮影の依頼があり、撮影させて頂いた「オカリナ奏者 大沢聡」氏のコンサートチラシを見た。喫茶イブでの観覧最中の事です。

タイトルが「驚異のオカリナ奏者 大沢聡のいざなう四つの世界」。
3オクターブの音域・重音を駆使してオカリナの常識を越えた演奏と書かれていた。本人は至って普通の感覚の人。素敵な人だった様に記憶します。
私見。『彼の実現したかった音楽感性の世界が三連オカリナの完成により
始まる。その深い音色と心癒される世界は至上のオカリナの世界を越えた。』と書くべきじゃないかなあ。

驚異って書くと、アトラクション的前座みたいな扱いに感じる。能力才能技能技術ではなく、音楽なんだから、、、、、。大沢 イブ

まあご本人がよければ、なんとも、、、、。

2009.7.14 AM10~12 とpm1.30~2.30 全席自由1,000円で約2時間楽しめます。しかし巧い。素敵なオカリナ奏者だと思います。

*ランチご希望の方は1Fのレストランの予約をお受けします と表示。
Tip topさんの事でしょうか。そこには僕のイオン賞受賞作品の「グレーの薔薇」写真が展示されています。もしまだ見ていただいていない方は是非お立ち寄り下さい。綺麗ですよこの薔薇は。
PR
牧野将典1
アコースティクハープの名演奏家の牧野将典氏のNEW リリース予定のCDジャケットの撮影が終わる。約10時間の乗りは最高でした。前半はお互いに一寸疲れ気味でイメージがついていかない感じで、ましてや雨。太陽燦々を基本に置いていた訳ではないのですが、フラットな仕上げを余儀なくされる条件にチョット珍しく戸惑い。貴公子牧野将典のNEWをイメージ付ける撮影にはさてさてと、、、。
前半の大地を奏でる、二部のスタイリッシュ牧野将典の完成は、しかして無事終了いたしました。

久しぶりにホワイトバランスに悩んだ撮影でした。悩んだ分だけ完成度が高かった気分です。撮影終了後の打ち上げでは三杯目の生ビールが飲めないほど疲労感。その時の彼はもう半分睡眠中。「にこやかに笑いながら半寝む顔」もいいもんだね。お疲れ様でした。ありがとう「やさしい牧野君」
2009の夏は暑い彼がデビューする。

翌日朝から整体に行きました。まだ若いのに。
生きとし生けるもの達の始まりと終わり。そして役目の終わり。役割を果たしたかの様な終焉。
この頃の死についてのスタイルは「潔く、一瞬」「知らない間に」という
苦悩・修羅場の無い「終焉の美学」がもてはやされている。
マイケル・ジャクソンの突然の死。エルビス・プレスリーと重なる。
どう「社会貢献」と「社会現象」を報道するのか。マスコミ各社のコメントには注目している。
おそらくは「スーパースター」という言葉を世界的に普及させた男であったことには変わりない。そして彼はどの星に帰っていったのでしょう。
記憶の中の彼は、僕がロスアンジェルスの友人の家のソファーでワインクーラーを飲みながら、マジソンスクエアーガーデンの「スリラー」のシーンとゴーストバスターズのLDを見ていた事。どうして明くる日にデズニーランドにいくこととなったのやら。記憶というものは飛ぶもので、つながらないはずの事が何処かでつながっている。ハリウッドのラジオシティで個展をしないかとか最近言われるのですが、ニューヨークで個展しないかとか、、、。何も感じないのはなぜなんでしょう。

蘭2
経済大国は総じて精神テンポが速く、せっかちで個人主義である。と言われる。長年文化漬けでした僕がこの視点から「日本だけは経済大国だけど、全体主義の国である」としてマーケティングを実践してきた。
そしてその顕著な事実が世界のトヨタが目指した世界一である。予想どうり製造大国日本は販売先メーカーを追い越し乗り越え不況のどん底にあえいでいる。(この予想はおおかたのマーケッターが分かっていたことで、地元のトヨタ景気の実は懸念を抱いていた)
今はトヨタの方針が変わり、台数では無く「必要性」という正確なヒューマンに変わりつつある。(ほっ!)

つまり経済大国日本は他の精神テンポの速い国々とちがい「心臓疾患で死亡する」人が少ないという事実である。
助け合う精神とその場が「家庭と同等に職場等」がある。という思いやり感と現実であります。地域コミュニティーもそうですし、行きつけの飲み屋もそうかもしれません。 つまりは「ストレスの解消方法」が家族以外にもあるということなのかもしれません。結果的に離婚率向上等というおまけまでついてきている様にもおもいますが、まあデメリット・メリット含めバランス良く。

サークル活動はいいですよね。自分自身が主催している関係で他のサークルに出向くことが少ないとはおもいますが、「和」とい言葉にはデリケートであり、日本的礼節感は失われていない様に思います。
長屋・5人組・公民館・仲間・梁山泊、、、、いい言葉ですよね。
しかし徒党を組むという言葉はしっくり来ない国であることが、フェアーな国を象徴していると思います。(批判分子?)
写経・写仏は大切な仏道修行の一つ。般若心経の写経と読経は毎日の日課の様に育つ。華道・茶道は元より、琴・剣舞等も少しは嗜み、芸舞妓のさのさ都々逸を味わい、祇園にも店を出し、カラオケの商品開発をし、伝統産業の四季・十二ヶ月を学び、ホームページ事業を企画をし、、、よく人生を振り返ると、京都の恩師・知人が想像する「僧侶」という世界しか見えてこないということが良く判る。そんな人格・経歴の様である。摩訶不思議な進行に人生が未だに見あたらない。いや見えているのですが、納まらない。
よくいったい何の目的で生まれてきたのか、そろそろはっきりして欲しいと言われる。神社仏閣との縁も深い。霊場・聖地・霊験とも関わり合いが深い。と言ってマイペースなのはなんなのでしょうか。

自分の事が判らないくせに、人には自分の事をまず知りなさい、そしてまっすぐに生きてゆきなさいと説教することも多い。
華茶香に関わり合う方には「仏心」という基本理念がある。壮大な生活文化創造の騎手で無ければならない。「衣・食・住・遊・美・礼、、」
そのカテゴリーまで降りてゆく事で技芸から離れて、文化にいたります。
「天の時、地の利、人の和」。私が学び理解した究極はこの言葉。

これからどれだけの事をこなしてゆかなければいけないのか。
時折感じる様になった。(ひとりごとですが、だんだん自分が判らなくなってきた)
希望としては、もう何もシタクナイ。疲れではなく欲が無くなってきた。
「良しとする人、良しとしない人」その答えも、、、、、

教典を求めて西方浄土に向かう玄奘。孫悟空の物語だが、これほど身近に感じる物語は無い。又弘法大師空海の縁でつながってゆく現実には驚く。

自然体で暫く、これからも全てを受け止めていこうと考えています。
今の精一杯の「あるがままの正直に慎み深く、奢らぬ様」
御寺泉湧寺別格本山雲龍院が動き出した。救世の心で時を興す天の声を聞き入れられた様に承る。知人曰く「ここが雲竜の聖地、真言のみなを民に施し、心を救う事を世に知らしめる時と住職がはっせられた。すみやかに薬師の御心を経文に託し、民は写経して解脱することを心がけなければいけないともそえられた」と賜る。

雲竜院はあまりに山内の奥に位置して馴染みが少ない。先月華道家清水南文の心花写真展を堀川出水のギャラリーかもがわで開催する中、茶話の山居として院内の客殿をおかりする経緯もあり、お声掛けを頂く。

閑静と品格に尽きると皆様に「ご案内の評価」をいただいた事をお伝えいたしました。

何かが始まる京都の今はやはりここしか無いのでしょうね。私はそう思います。

 
京都の今熊野に京都一静観として凛とした寺院がある。必ず皇室が参拝される寺「御寺泉湧寺」。 これだけ「静」の似合う寺は市中にはないと思います。茶の湯でいえば「市中の山居」。下り山門はあまりにも奇想な自然派伽藍だと思います。歴史については資料などが最近はHPで見られるので、ここは私見だけで書き下したい。

U千家で業務をしていた修行時代、知人とよく通う。ここには何か縁というものを感じる。
律宗から始まり、諸学研修道場として中世から今に至り、現在は真言宗の寺院。観光では「綺麗になりたい方はこちらのお寺に楊貴妃観音様がお見えになりますので是非ご参拝下さい」というコメントがまず第一番に目に入ってくる。

母が最近綺麗な水をミストにして「顔に潤い」を与えている。調子がいいようだ。 綺麗な水が寺とか神社とか聖地・霊場といわれる処からわき出る景色は多い。 その名の通りの寺院名。「カンジョウの水」とは僧侶が儀式に民に頭とか体に水をかけ清める水の事。水は美と健康の源。その原点の銘がここにある様に感じます。多神教の国日本。その象徴の様に凛とたつ寺泉湧寺は諸学を容認する道場として世界に通じる精神の発祥を今も漂わせている。
その片鱗には山内に七福神が鎮座されているというすばらしき格にもあらわれている。
実は京都には七福神は2箇所ある。「都七福神」と「京都七福神」だ。
都七福神は市内を巡る、世間でいう七福神巡り。京都七福神とは泉湧寺にすべてみえる。これが格の違いなのかもしれません。
何を持って格となすかは、諸般諸事情あれども知る限りではスゴイ事だと思います。
よく「金太郎飴にならないで」という。これが僕のメッセージの中で一番多い。
個性(価値感・感性・好み)を大切にして欲しいという願い。愛知県にはあり得ない思想です。そして能力才能個性ある人はこの町を離れてゆく。
当たり前の様に皆そういう町。それでいいようだ。ラインの人は言われたことをこなす事が大切であり、それ以外の事を発言する事も、意見する事も出世の妨げになるという。現実に才知は東京・大阪に流れていっている。少なからずとも京都ではない。岡崎以上に。
地域性というものはおもしろい。立地にも寄るのでしょう。
徳川家康が体勢に揺り動かされず、我が精神を鎮めた東京。そしてその東京に御所・宮は移り、でも封建を守り通す京都。その前は奈良の都。
その開放的な立地は東西交流を促し、日本の基礎を創り出す。どちらでもない町名古屋。只の通過点だとよく言われる。自分達の誇りを持たず、あこがれに埋没する歓楽街という人もいた。

地域性。細長い島国だから自然にそうなってしまうのだとお話いただいたこともある。まあ何にしても歴史の古い町は難しいし、ややこしい。

しかしそれもこれもしかたがない事。
あるがままで生きる。あるがままでつき合う。動いているのがこちらならしかたがない事と思わざるをえない。

若い人に最近「花を飾る心から感性を養いなさい」という啓蒙をしている。そしてモノづくり、コトづくり、ココロづくりを話。

お花の先生なのに何してるんですかという会話を先日した。
お花の先生は花を活ける事が役割だと思っているのでしょうね、そんな話をきいたのは人生で初めて。しかも文化開発事業を以前されてた方です。
個人攻撃をしているのではありません。
只あきれたのです。この町ではお花の先生は「お花だけを教えているんですね」
緑を増やし、大地をアスファルトで覆い、コンクリートで固める。少なからずとも30年前は田圃しかなかった町内にあと数カ所しか大地と共に暮らせる場所が無くなって来ている現実が、又一つ進む。田圃が埋め立てられ、更地に。そして駐車場に変わる。
文明の進化は押さえられない。効率という歯車は一段と不況風の中進んでゆくと思います。人の心を支えてきた自然が人が生きてゆくために破壊されてゆく現実。ここ20年「心豊かに生きる事、それは不便でも手間でも自然との対話を増やしてゆくことだ」とメッセージを発信してきましたが。
微力という情けない事だと、、、、、。
どんどんコンクリートの箱づくりを目指す町。都会へのあこがれか、それとも、、、、。
我が家の庭はおそらくは最後の楽園になると確信いたしました。
四季の国、それがいよいよ私の環境にも影響し出してきました。
京都は毎月oo日はoo市とかで、現代の1週間とか曜日で決められない約束事が多い。21日の東寺の市、25日の北野天満宮の市、、、、。観光の事ですから又周辺の人たちもその祭り・市に携わって生活をしているから良いですが、企業の方達には予定しにくい事が多い。稽古の習慣は毎月毎週という今の曜日にかなり古くから合わせて頂いている様で、僕の記憶には現代しかない。時代の変化とともに、国際化と共に一民族の文化として制約されつつある日本文化。習慣というものの受け入れ方も地域性から離れ、企業理念・方針という雇用関係に制約される。
日本には「分相応」という共存共栄の理念があり、守られているという感謝の日々があった。おそらくはだから毎月oo日は何の日という価値が守られてきたのでしょう。そんな時代に日本は戻るべきなんでしょうが、舶来主義・合理主義・競争社会をあまりにも簡単に容認してきた日本には、今後の民族・文化誇りは無くなってゆくものと情けない。
刻々と日本が無くなってゆく。刻々と鎮護国家が無くなってゆくるそしてそれを憂うる人達は実は自分達が、そうしてきた結果なのです。
今不況。団塊の世代が創り出した価値が崩れだした。そして世代交代。
そして過去は現代を評価・憂うる。しかし今日があり明日がくる。

文化の役割。守ることの大切さ。でも一番大切なことは解放する勇気。
一部の人間の特権的にしか文化を扱えない封建制。
しかしこれはなんでもかんでも猫も杓子でもいい言うわけではない。
 おそらくは「仕え合う心」が大切なんだと思います。さすれば個性も感性も認め合える自由がある。
特には「文化とは上手下手では無い」という基本を忘れない事ではないのでしょうか。
<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
minafumi shimizu
性別:
非公開
職業:
華道家 写真家 書芸家
自己紹介:
イベントの華、ショップの華、ゲストハウスの華、グラフィックアートの華(ツール用)等の商業デザイン華を、もう何年やってるかなあ。楽しい仕事です。
しかしそのわりには俺には華が無いなあ!!!悲しい。
誰か僕に華をくださーい。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]